「ピコグリルからそろそろ他の焚火台に変えたいなー」
そんな風に思っているソロキャンパーの方、多いんじゃないでしょうか?
私もその口でして、今回、tokyo craftsの焚火台「マクライト」を導入してみました。
もちろんピコグリルも素晴らしく、不満はなかったんですが、キャンパーの悲しい「性」とでもいいますか、どうしても他のキャンプギアが気になってしまうものです。
今回、ソロキャンプ歴6年目を迎えた私が「マクライト」を実際にソロキャンプで使用してきましたので、マクライトの使い勝手などの感想をお伝えしたいと思います。
この記事を読むことによって、マクライトを購入しようかどうか迷っている方の一助になれると思いますので、最後までお読みいただけると幸いです。
結論から言うと、軽くて携帯性も良く、買ってよかった焚火台でした!
では今からtokyo craftsの焚火台「マクライト」を詳しく見ていきましょう!
TOKYO CRAFTSとは
TOKYO CRAFTSとは、キャンプ系YouTuber「タナちゃんねる」のタナさんが2021年に立ち上げたアウトドアブランドです。
テントやタープ、カトラリー系など、精力的にラインナップを拡大させていますね。
TOKYO CRAFTSといえば、初号機としてリリースした「KUBERU」という焚火台が印象深かったんですが、ソロキャンプメインの私には少しサイズが大きく、価格も高めということで購入を見送っていた次第です。台座が斜めになっていたり、大きな薪もガンガン乗せられる仕様で良いものだとは思います。大人数向きですかね。
マクライトの仕様を見ていきましょう
収納袋から各パーツを出してみました。
これを重ねてまとめると
・縦40cm
・横21cm
・重量794g(五徳含まず)
・厚み約1cm
となっており、バックパックにも収まるサイズで、携帯性にも優れていますね。
ちなみに五徳の重量は135gですので、総重量は約930gほどになります。
収納袋と焚火台の材質は?
収納袋の材質はポリエステルで、すぐに破れたりすることは無さそう。
袋はマジックテープで締める形になってます。
こういった収納袋にありがちな「袋が小さくて収納するのが大変…」みたいな事はなく、そこそこ余裕を持って作られていて、すんなり収めることができます。
収納するのに手間取るとイライラしますもんね。こういうのは地味なようで大事なところです。
焚火台の材質はステンレス(SUS304)で、耐久性もあり、サビにも強い仕様となっております。
焚火台の組み立て
それでは組み立てていきます。組み立てはいたって簡単です。
台座部分は折りたたみ式になっていて、広げると上の写真のような状態になります。(写真はすでに組みあがった状態です)
サイドパネル部分に穴がありますので、そこにスタンド部分の棒を差し込み、サイドパネルのスリット部分に台座を差し込んでベコっと押し込む感じですね(語彙力)
逆側も同じように組み立てれば完成です。
慣れたら1分もかからないかも?私は実は戸惑いましたけど。
組み立ててしまうと、相当乱暴に扱わない限り解体してしまうこともなさそうで、けっこう剛性高く完成しているなーという感想です。
五徳を載せてみる
写真は、フレーム部分に五徳を載せた様子です。
五徳に調理器具を載せた状態でも、フレームの下から容易に薪をくべられます。
ただ、火床から少々距離がありますので、やや火力を強めにしないと熱量が足りないかもしれないです。今回マクライトで焚き火を使った調理をしてませんので信憑製はあまりありません…。
なお、後で知ったことなんですが、サイドパネルにも五徳を載せられるようにできているようで、かなり火床に近く調理することもできるようです。
ただレビューを見てみると、サイドパネルに五徳を載せた状態では、五徳に薪があたってけっこう使いづらいという声が散見されていました。
サイドパネルに五徳を乗せての調理は、熾火が良いかもしれないですね。
ちなみに五徳の端はフック形状になっていて、落下防止に役立っています。
マクライトで焚き火をしてみる
火床が広いおかげで、大きめの薪も楽々載せられます。
大きめの薪をガンガン載せられるのはほんとにデカくて、焚き火台のサイズを考えて薪を購入しなくて済みますよね。
肝心の燃焼効率ですが、そんなに風の無い日でも薪を載せておくだけでガンガン燃えてくれました。
火吹き棒を使用しなかったのは後にも先にもマクライトだけで、燃焼効率は非常に高いものを感じました。
サイドパネルや火床に入った空気穴が燃焼効率を高めてくれているのかもしれません。
地面への配慮は必要かも
この焚き火台は、火床から地面がけっこう近いので、芝生サイトでは気をつけた方がいいと思いますね。
ここは地面が草混じりの土だったんですが、一応焚き火シートを敷いて、薪の乾燥と地面への熱防止の意味を込めて、焚き火台の下に薪を置いています。
芝生サイトだったら、焚き火シートを敷いていても熱はかなり伝わるんじゃないかなーと思いますね。
そもそも焚火シートでは、熱を完璧に防止することはできないですけどね。
この地面への近さは、キャンプされる地面状況を考慮する必要がありそうです。
灰の処理はらくらく
焚き火をした後の灰の処理ですが、サイドパネルを片側だけ外して、火消し壺などに、サーっと流し込んでやればオッケーです。
サイドパネルを外した際に、灰をドバーッと地面に落とさないように注意しましょう。
気をつける点はそのくらいですかね?
外すサイドパネルの逆側に少し倒して外すといい感じになるかも?
まとめ
TOKYO CRAFTS製の焚き火台「マクライト」を紹介してきましたが、収納時は非常に薄くなって楽々収納できますし、焚き火時には大きい火床でストレスなく使える!という印象でした。
「もう少し大きい焚き火台にしたいなー」とか「軽量で持ち運びも楽なのがいい」という方にはおすすめの焚き火台と言えます。
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