コーヒー好きの方ならば、キャンプ時にもコーヒーを淹れて飲まれるという方は多いと思います。
しかし、ペーパードリップやフレンチプレスで、という方がほとんどではないでしょうか?
今回は、外でもエスプレッソが楽しめる「モカエキスプレス」をご紹介したいと思います。
この「モカエキスプレス」は、イタリア・ビアレッティ社の商標で、マキネッタとも言われています。
直火でコーヒーを抽出するこの器具は、沸騰した水の蒸気圧を利用したエスプレッソメーカーになります。

それでは野外で気軽にエスプレッソを楽しめる、見た目にもかっこいい「モカエキスプレス」を見ていきましょう!
エスプレッソとは?
そもそもエスプレッソって何よ?という方のために軽く説明していきましょう。
エスプレッソとは、コーヒー豆を細かく挽いた粉に、器具等を用いて圧力を掛けて約30cc前後を抽出した濃厚なコーヒーのことです。
エスプレッソ専用マシンでは、9気圧・90度前後の温度などいろいろありますが、今回紹介する「モカエキスプレス」では計器類など付いてはいませんから、そんなことはもちろん考えず、気軽に楽しみましょう^^
モカエキスプレスの大きさ・材質は?

私が購入したのは3カップ用で、重量は500g程度。
本体サイズは:9.5×14×17cm、材質はアルミ合金、ハンドルはナイロン樹脂になってます。
3カップ用で、成人男性の手のひらぐらいの大きさですかね?
キャンプ道具入れにスッと入るサイズ感ではあると思います。
この「モカエキスプレス」には様々なサイズがあり、1カップ用からなんと18カップ用!という大型のものまであります。
モカイタリアという、イタリア国旗カラーにペイントされた物や、1955年モデルという物も用意されており、選ぶ楽しみもありそうですね^^
大抵3カップ用あたりに落ち着くとは思うんですが、ご自身の用途にあったサイズを選ぶといいかと思います。
モカエキスプレスの使い方〜抽出
さて、「モカエキスプレス」の使い方〜抽出方法を見ていきましょう。
大まかな工程としては、上部ポットと下部ポットを外す→水を入れる→コーヒー粉を入れる→上部ポットと下部ポットをセットする→火にかける→抽出→出来上がり!という流れです。
写真で詳しく説明していきます。
タンクに水を入れる
まず、上部ポットと下部ポットを回して分離します。
下部ポットからコーヒー粉を入れるバスケットを取り外し、下部ポットの安全弁の下まで水を注ぎます。

バスケットにコーヒー粉を入れる
次に、フィルターバスケットに極細挽きにしたコーヒー粉をすり切りいっぱい入れます。
(画像では細挽きぐらいですね。いろいろ挽き具合を試してます。)
バスケットのふちに付いた粉は指で払っておきましょう。
残ったままだと、漏れの原因になります。

ちなみにエスプレッソでは、バスケットに入れたコーヒー粉をタンパーという器具で押し固めるという工程があるんですが、このモカエキスプレスではどうなんでしょうか?
私は押し固めず、そのままの状態で淹れました。
説明書でも押し固めるようなことは書かれてないですしね。
コーヒーの焙煎度合いですが、深煎りが望ましいと思います。
やはり、エスプレッソといえばグッとくる苦味が特徴です。
浅煎りですと、酸味の方が際立ってしまい、少々飲みづらい感じです。(私は浅煎りのスペシャルティコーヒーで淹れたことがあるんですが、前述した通り、酸味が全面に出てしまい、非常に飲みづらい感じになってしまった経験があります。)
容器を火にかける〜抽出
上部ポットと下部ポットをキッチリ締めて、いよいよ「モカエキスプレス」を火にかけていきます。
あまり強火にすると焦げ臭い出来になるので、弱火にセットします。

この蓋、閉じて抽出するのが基本なんですが、やっぱり抽出口からコーヒーが出てくるのを見たいところ。私はいつも開けてます(笑)
ただし、抽出後半はかなり飛び散りますので気をつけましょう。
かかったら熱いので。ここは自己責任でお願いします。

火加減によりますが、弱火で3分程ですかね?いよいよコーヒーが抽出されてきます。
ここからはあっという間に抽出完了します。



抽出最終盤になると、ゴボゴボと音をたてだしますので、火を止めて抽出完了です。
火にかけっぱなしにすると焦げますので注意。

ええ。めちゃくちゃ飛び散ります。しかし抽出状況が見たいのでこれからも閉じる予定はありません。
いや、ギリギリまで見て閉じようかな…
シェラカップに注いだ様子ですが、ペーパードリップとは違い、油分もダイレクトに抽出されますので、少し独特な味覚になります。粉っぽく粘度があるというか。ここはご自身で感じてみてくださいね。
フレンチプレスで淹れたことのある方は、それに近い味というとわかりやすいかもしれません。

後処理の仕方
抽出後のコーヒーかすなどの後処理について見ていきましょう。
ペーパードリップの場合、フィルターごとコーヒーかすを捨てればいいのですが、モカエキスプレスで淹れた後は、バスケットにコーヒーかすが残ります。

ちなみに抽出後は本体が非常に熱くなってますので、抽出したコーヒーでもゆっくり飲んで、熱が冷めるのを待ってから開けましょう。
バスケットはポット下部を逆さにすれば簡単に取れます。
大体の場合、バスケットを少し強めに「トントン」とすれば、コーヒーかすは丸ごと取れてくれるのですが、取れない場合は、バスケットの細い方から息を「ふっ」とすれば簡単に外れてくれます。
コーヒーかすが外れた後は、キッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
気になる場合は軽く水で流したあとにキッチンペーパーで拭き取りましょう。
以上で抽出から後処理までの流れでした^^
豆か粉かの選択
私はもともとコーヒーが大好きということもあって、焙煎したてのコーヒー豆を持って行き、ハンドミルで豆を挽くんですが、というのもですね、コーヒー豆って新鮮かどうかが重要になってくるんですね。
よくコンビニなどに売ってある、すでに粉にしてあるコーヒーってありますよね?
あれだと新鮮さという点では皆無に等しい状態なんですね。
というのも、コーヒーというものは、焙煎した瞬間から「劣化」が始まります。
さらに豆か粉状かで、著しく劣化スピードが違ってきます。
とはいえ、コンビニ等に売ってある「豆のまま」のコーヒーも新鮮さでいうと…
できれば、焙煎日からそう日が立ってない物が望ましいですね。
ネット等で出荷日焙煎などありますので、そういった物を利用されるのがいいかと思います。
もしくはご近所の自家焙煎をやっているコーヒーショップで購入するとか。
粉状にすると、表面積が増えて、酸素に多く触れることにより劣化が早まることになります。
なので、私は豆状のまま(新鮮な豆)持って行き、現地でコーヒーを挽いています。
コーヒーを淹れるときに豆を挽いたほうが鮮度の面でも間違いなく美味いですし、キャンプでコーヒー豆を「ガリガリ」やってるのもまた堪らないものです^^

まとめ
今回は「モカエキスプレス」について書いてきましたが、普段のキャンプでは「ペーパードリップしか 飲まないなあ」「そもそもインスタントコーヒーしか飲まない」という方に、是非一度試してほしいコーヒー器具です。
使用方法も簡単ですし、ペーパードリップのように紙も必要ないですしね^^
コーヒーの味覚をダイレクトに味わえる、視覚的にも楽しめる「モカエキスプレス」を一度味わってみてはいかがでしょうか?
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